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サプリメントという言葉は「ダイエタリー・サプリメント」(Dietary Supplement)を略したもので、サプリメント(Supplement)という言葉本来の意味は「補うこと」という意味です。

つまり、サプリメントは日常の食事で足りない栄養素を補うものです。

※ダイエット(diet)には「やせる」という意味はなく、「飲食物」という意味です。

 

サプリメントは食品

日本の法律では、人が口から摂取するものは「食品」か「医薬品」のどちらかに分類されます。

食品には、原則としてすべての飲食物が含まれます。
ただし、薬事法に規定する医薬品および医薬部外品は、この例外で食品には含まれません。
早い話、病気の治療や予防に使われるもの以外はすべて食品なのです。

サプリメントは食品なので、「××に効く」「××の予防に」という表示はできません。
もちろん、「やせる」なんて表記も認められていません。

 

健康食品とは何か?

サプリメントはいわゆる「健康食品」に分類されますが、健康食品の定義自体が曖昧です。
そのため、私は「健康食品」という表記を好みません。

 

日本におけるサプリメントの位置づけ

日本の法律ではサプリメントは食品に分類されています。
ただ、実際には医薬類似食品も多く、限りなく医薬品に近いものもあります。

医薬品の場合は認可には厳しい審査をクリアしなければなりません。
一方、健康食品の一種であるサプリメントは食品扱いですので厳しい審査がありません。
その代わり、効果・効能を表記することは禁止されています。

見た目や機能性で医薬品のように見えるサプリメントも、日本では食品に分類されています。
そのため、医薬品に比べて規制が緩く、製造や販売を誰でも簡単に行うことができます。
ここに落とし穴があります。
食品として危険でなければ、効果・効能あるいは品質がどうであれサプリメントとして販売することができます。

効果・効能が全くないと思われるサプリメントが、そのイメージだけでたくさん売れている残念な実情があります。

ちなみに、アメリカではDSHEA(Dietary Supplement Health and Education Act)という法律が1994年に制定されました。
サプリメントを、「機能性食品」として医薬品と食品の中間に位置づけています。

サプリメントを利用するにしろ利用しないにしろ、自分の健康を守るために知っておくべき知識があるようです。

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