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「血栓」とは血の固まりのことです。
「血栓」ができただけでは特別な症状は現れませんが、
これが血管をふさぎ、血流が滞ると、さまざまな病気を引き起こします。

「血栓」が脳動脈をふさぐと脳梗塞や脳塞栓、
肺動脈に詰まると肺動脈血栓塞栓症、
心臓の冠動脈に詰まると狭心症や心筋梗塞を引き起こします。

「血栓」の形成はもともと、破れた血管をふさぎ、止血を行うために生体に備えられた防御反応です。
止血の過程では、血管の破れたところに血小板が集まってくっつき、固まり血栓となって、傷をふさぎます。
これと似た現象が、動脈硬化ができて傷ついた血管壁でも起こります。

一方、静脈では、血圧が低く、血流も遅いため、血液がよどんで固まりやすく、血栓ができることがあります。
これらの「血栓」がなんらかの影響で血管壁からはがれて血流に乗り、血管のどこかに引っかかると、血流が途絶えます。

【ナットウキナーゼ】は、
納豆のネバネバ部分に含まれるタンパク質分解酵素
です。



納豆は、我々の健康を支えてきた伝統食品です。
納豆は、煮大豆を納豆菌が発酵させることでできる食品です。
この発酵過程で、【ナットウキナーゼ】をはじめとする多様な栄養素が生成されます。

1925年に北海道帝国大学の大島先生により、その精製および性質について報告されました。
その後、1980年代にフィブリン(血栓の素となるタンパク質)を分解(溶解)する酵素を、
【ナットウキナーゼ】と命名しました。

【ナットウキナーゼ】には、
①  血栓の主成分であるフィブリンに直接働きかけ分解(溶解)する作用、
②  身体の中の血栓溶解酵素であるウロキナーゼの前駆体プロウロキナーゼを活性化する作用、
さらに、
③ 血栓溶解酵素プラスミンを作り出す組織プラスミノーゲンアクチベーター(t-PA)量を増大させる作用、
があります。

さらに、最近の研究で、【ナットウキナーゼ】には、
④  血栓を溶けにくくする血栓溶解阻害物質PAI-1を分解する作用、
⑤  オイグロブリン溶解時間の短縮作用、
⑥  血栓溶解活性の増強作用、
があることがわかってきました。

このように、血栓を色んな角度から溶解するのが、
【ナットウキナーゼ】の特徴です。

「ナットウキナーゼを摂取し過ぎると血が止まらなくなるのでは?」という疑問があるのですが、
各種の試験で安全性は確認されています。

血液凝固を促進するビタミンK2を除去

食品としての納豆には、
血栓溶解を促す成分「ナットウキナーゼ」が含まれている反面、
血液凝固を促進する「ビタミンK2」も含まれています。

そのため、ビタミンK2の除去された【ナットウキナーゼ】の方が、
納豆に比べ優れた血栓溶解作用を持っています。

また、血栓症患者などに処方される血液を固まりにくくする医薬品「ワルファリン(商品名:ワーファリン等)」を服用されている方は、
「ビタミンK2の拮抗作用」により効果が減弱されるため、
納豆などのビタミンK2を多く含む食品の摂取は医師により制限されています。

そのため納豆では、
【ナットウキナーゼ】の血栓溶解作用を充分に活かすことができません。
しかし、【ナットウキナーゼ】のサプリなら、その様な方でも安心して摂取することが可能です。

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