サプリメント

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サプリメントは、アメリカ合衆国での食品の区分の一つである
「ダイエタリー・サプリメント(dietary supplement)」の訳語です。

 

したがって狭義には、サプリメントとは、
不足しがちなビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養補給を補助する食品や、
ハーブなどの成分によって薬効を発揮させる食品のことです。

 

さらに、サプリメントには、生薬、酵素、ダイエット食品などと呼ばれるものも含まれます。

 

サプリメントは、栄養補助食品、健康補助食品とも呼ばれ、「サプリ」と略称されます。

 

 

 

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人と共生している腸内細菌(常在菌)は、細胞壁のカタチから球菌と桿菌に分けられる

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人と共生している腸内細菌(常在菌)は、細胞壁のカタチから球菌と桿菌に分けられる

人と共生している腸内細菌は、細胞壁のカタチの違いにより球菌と悍菌の2種類に分類されます。細胞壁を規定している主構造物はムコペプチドになります。

細菌1

ムコペプチドは、N-アセチルグルコサミンとN-アセチルムラミン酸の2種の糖結合物ポリマーの後者に数種のアミノ酸類の鎖が結合して基本構造となっています。これが網目状に結合して細菌の細胞を包み、細菌の構造を規定しています。

ペニシリン系抗生物質が働き、細胞壁のムコペプチドの合成が阻害され、破壊されると、球菌はもちろんですが、悍菌も全て球状になります。ムコペプチドのN-アセチルムラミン酸とN-アセチルグルコサミン間のβ1-4結合を加水分解する酵素であるリゾチームを作用させても同様の結果になります。

これで、グラム陽性菌は、細胞壁が完全に取れてプロトプラストとなり、グラム陰性菌では細胞壁の一部、伸張性のある外膜がそのまま残存してスフェロプラストとなります。このままでは、細胞質が高浸透圧状態であり、外部から細胞内に水が流人して、膨化し、破裂して死滅することになります。

外部液の浸透圧をショ糖10~20%などで高めておくと、プロトプラストも、スフェロプラストも破裂を免れ、生残することがあります。抗生物質の作用を排除し、外部の浸透圧を徐々に低下させると、細胞壁の合成が再稼働して元に復する細胞があります。
生体内でも同様の方法で、抗生物質が投与されても菌が生残することもあると考えられています。
グラム陽性菌とグラム陰性菌の細胞壁の構造は異なっています。その大きな違いは、グラム陰性菌のみに、細菌の超薄切片試料の電子顕微鏡観察で濃一淡一濃の三層構造の外膜が存在することです。これはグラム陽性菌には認められない構造です。M(mucoid:粘液性)型集落を形成する莢膜のある細菌や光沢ある表面のS(smooth)型集落を形成する細菌の外膜の外面には、リポポリサッカライド(リポ多糖:LPS)が存在します。 LPSの糖鎖が短くなったり、消失すると表面粗雑のR(rough)型集落を形成する細菌となります。
通常、M型菌が最も病原性が強く、S型、R型の順に弱くなります。M型菌が、人の体内、血中、その他に存在する食細胞のマクロファージ、好中球、樹状細胞等に最も食菌されにくく、従って、最も病原性が強いのです。

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米こうじ菌で腸内環境改善

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広島大などの研究チームは9日、
米こうじ菌が作り出す酵素に、
腸内環境を改善するビフィズス菌などの「善玉菌」を
著しく増やす作用があることを突き止めたと発表した。

健康食品などに応用できる可能性があるという。

こうじ菌は酒やしょうゆ、みその醸造に欠かせず
「健康に良いとされる和食の効能を証明したことにもなる」としている。

この日、東京都内で記者会見した同大大学院の加藤範久教授によると、
酵素製造の天野エンザイム(名古屋市)との共同研究。

米こうじ菌由来の各種酵素をマウスに与え、腸内環境を調べた。

その結果、
餌にタンパク質分解酵素「酸性プロテアーゼ」を約0.04%混ぜて与えたマウスは、
酵素抜きの餌を与えた場合に比べ、
2週間後に盲腸内のビフィズス菌が500倍以上増加。

ふんに含まれるビフィズス菌も約18倍増えた。

オリゴ糖、食物繊維などの食品成分も、
腸内の善玉菌を増やす効能が既に認められているが、
加藤教授は「酸性プロテアーゼはどの成分に比べても、
100分の1以下の量で、はるかに強力な効果を発揮する」と指摘。

米こうじ菌が他にも善玉菌に作用する酵素を分泌するとみて研究を続ける。

 (田中美千子)

 

善玉菌に作用する酵素は、既にたくさん知られております。
この善玉菌に作用酵素を、サプリメントとして提供しているのが
小林製薬の『野菜と酵素』です。

 

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私たちのお腹は腸内細菌に実に住みやすい環境を提供しています 

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私たちの消化管は、
腸内細菌の栄養源となる豊富な糖質と、
十二指腸から分泌される成分、
酸素の薄い環境(嫌気性の環境)、
適度な温度など、
腸内細菌にとって実に住みやすい環境を提供しています。

腸内細菌と私たちは“ギブ&テイク”の関係です。
つまり、私たちの消化管は腸内細菌に実に住みやすい環境を提供している訳ですが、
腸内細菌はその対価として
人の分泌する消化液や消化酵素では消化できない栄養分を分解したり、
体内では作ることができないビタミンを合成し、私たちに供給してくれています。

たとえば、
腸内細菌によるビタミンB群の供給が報告されているものとして、
B1、B2、B6、B12、ビタミンK(脂溶性ビタミン)、パントテン酸、葉酸、ピオチンがあります。

腸内細菌は、エネルギ-源も供給してくれます。
つまり、腸内細菌は、
水溶性食物繊維を構成する難分解性多糖類を発酵することで短鎖脂肪酸に転換して
私たちに代謝物(エネルギ-源)を供給してくれます。

また、腸内細菌は外部から侵入する病原菌から我々を防御してくれます。
つまり、腸内細菌(常在菌)の存在によって腸管免疫が発達し、
外部から侵入した病原性細菌が腸内で増殖するのを防止することにより
感染防御の役割を果たすなど、
私たちの恒常性維持に役立っています。

腸内細菌といえども、細胞に自分の目印を持たない腸内細菌は異物にあたります。
腸内細菌の中にはパイエル板にあるM細胞を通して体内へ侵入しようとする細菌や、
毒素を出す細菌があり、
常に腸管に存在する免疫細胞を刺激することになります。
結果、腸管免疫が発達することになります。  

私たちと共生している腸内細菌群は、
実に縄張り根性が強くそれぞれの勢力がバランスを保ちながら恒常性維持を保っています。
外部から侵入しようとする新参者の細菌には栄養源を与えようとはしません。
結果、外部の細菌は私たちの腸内では増殖がなかなかできないのです。

腸内細菌のまったく生息しない無菌マウスの方が
通常マウスより1.5倍ほど寿命が長いといわれますが、
この無菌マウスを通常の生活に戻すと、
周囲の細菌にあっという間に感染して死んでしまいます。

人間を含む動物には免疫系という防御機構が備わっていて、
幼い頃から体内に侵入してきた細菌の刺激を受けながら免疫系を丈夫にしています。

無菌マウスは免疫系を丈夫にする機会がない結果
防御機構を働かせることができないのです。
だから感染症に非常に弱いということになります。

このことから腸内細菌は免疫系の発達に深い関わりがあると考えられます。  

腸内細菌叢は変化しやすい!
老化、食生活、ストレス、そして病原菌の感染などによって
腸内細菌叢の構成は変わります。

私たちは一生の間、腸内細菌とどう向き合って暮らさなければならないのでしょうか?
私たちは生きている限りこの腸内細菌と共生することになります。
腸内細菌はお互い共生(持ちつ持たれつ)、または拮抗関係(張り合い)を保ちながら、
口から取り入れた食物や消化管に分泌された生体成分を
栄養素として絶えず増殖しては排泄され、
私たちの健康と疾病に極めて密接に関係することになります。

共生とは、複数種の生物が相互関係を持ちながら同所的に生活する現象です。 
寄生とは、片方のみが利益を得、相手方が害を被る場合をいいます。
寄生の代表例としては、宿主細胞の増殖能を利用するウイルスがあげられます。 

 

以上のべたように、我々は腸内細菌と共生しているわけですから、
腸内細菌(特に善玉菌)の棲みやすい環境を作ってやる必要があるわけです。
かかる状況下において、オリゴ糖は善玉菌を増殖し、悪玉菌を抑制することがわかっております。

 

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