腸管は人体最大の免疫器官です

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こんにちは、サプリメントアドバイザー@hiroです。

 

今回のテーマは、

「腸管は人体最大の免疫器官です」

です。

 

免疫に関わる器官には胸腺などいくつかありますが、

最大の免疫今回器官が腸管です。

 

人の腸管の長さは約7メートルもあり、

広げるとテニスコート一面分にもなります。

 

腸管には消化吸収の細胞だけでなく、

神経細胞も存在しており、10の8乗個にも及びます。

 

これは脳以外に分布する神経細胞の約半分です。

 

免疫系に関していえば、

全身のリンパ球の60%以上が腸管に集中しており、

抗体全体の60%は腸管で作られています。

 

この事実は腸管免疫系の重要性を示すものといえます。

 

 

経口免疫寛容というシステム

 

腸管免疫系の大きな特徴は、
① 危険な病原細菌やウイルスを排除する、

しかし、
② 食品や腸内細菌などの安全なものに対しては寛容である(排除しない)、
ということです。

 

これは一見非常に当たり前のように思えますが、
とりわけ②の特徴は重要です。

 

腸管免疫系に関する免疫反応には、いわゆる食品アレルギーがありますが、
食品アレルギーは

比較的高栄養価のタンパク質を多く含んでいる食品で起こりやすいのが特徴です。

 

私たちは、毎日口から大量の食品を摂取しており、
それには膨大な量の異種タンパク質を含む抗原物質が含まれています。

 

抗原の体内への侵入の危険性は皮膚などにくらべて非常に高いわけです。

 

しかし腸管免疫系は、これらの抗原にいちいち反応はしません。

 

食品由来の抗原は、ほとんどが消化され、分解され、
免疫反応を誘発する抗原性、
アレルギー引き起こすアレルゲン活性、
を失ってしまいます。

 

しかし、なかには一部、アレルゲン活性が残っているものもあります。

 

これに対して起こる過敏な免疫反応が、いわゆる食品アレルギーです。

 

この反応を抑えて食物を安心して食べられるようにする仕組みが、
経口免疫寛容です。

 

そして面白いことに、腸内細菌がいないと、

経口免疫寛容は誘導されません。

 

このように腸管免疫系は、食物には反応しませんが、
一方、病原菌には反応して排除します。

 

腸管免疫系は、

経口的に侵入してくる抗原の多様性に対応した高度な判断をしているのです。

 

特定の人にだけ食品アレルギーが起きるのは、
この経口免疫寛容の働きに異常があるからです。

 

ある特定のアレルゲンが侵入してきた場合、
通常はIgG、IgEなどの抗体が産生されます。

 

この経口免疫寛容は、

IgG、IgEの抗体産生に関与しているT細胞が働かず、
IgG、IgEの産生が抑制されるために起こります。

 

なぜT細胞の働きが失われるのかよくわかっていません。

 

細胞が麻痺して動かなくなるからとか、
抑制性の調節T細胞が誘導されてT細胞の働きを抑制するからとか、
ある特定の抗原に対するT細胞が除去されてしまうからとか、
さまざまな説があります。

 

 

いずれにしても、免疫力を高めること(単に強くすることではありません)が大切です。

 

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